令和8年度 施政方針を表明
「文教住宅都市・西宮」の堅持と、さらなる発展を目指して
令和7(2025)年度は市制施行100周年の節目となり、記念式典などを通じてまち全体でお祝いの機運が醸成されました。この先に続く未来に向け、持続可能な行政サービスの構築や良好な住環境の保全、安全・安心の確保、まちの価値を高める新たなまちづくりなどをバランスよく進め、選ばれ、住み続けていただける「住みたい街」としてさらなる発展を目指します。
新年度 主な事業・施策
住環境・自然環境
本市の特徴である利便性と自然が調和したまちづくりを継続し、魅力的な都市核の形成、都市機能の更新、交通機能の充実などに取り組み、良好な住環境の保全と向上を図ります。
阪神西宮駅北側地区、市役所本庁舎周辺、JR西宮駅南西地区において再開発、施設整備等を進め、都市核にふさわしい空間づくりを進めます。
鳴尾浜臨海公園南地区では、官民連携による公園整備に向け、旧リゾ鳴尾浜の解体に着手します。阪急武庫川新駅は、秋以降から本格的に工事に着手します。甲子園エリアの自動運転バス実証実験は令和8年度も継続し、自動運転レベル4での運行を目指します。
子供・教育
18歳までの医療費無償化を継続し、子育て世帯の負担軽減と安心の確保につなげます。学校給食については、給食費の負担軽減と質の向上を図ります。
保育については、受入枠の拡大と保育士確保を図り、引き続き待機児童の解消に取り組みます。また、公立認定こども園の開設と併せ、幼児教育・保育センターの機能充実などにより、本市全体の幼児教育・保育の質向上を図ります。
ひとり親世帯の養育費確保のため、養育費保証契約の保証料やADR(裁判外紛争解決手続)に係2月16日に石井市長が令和8(2026)年度の施政方針を表明しましたる手数料の補助を開始し、確実に養育費を受け取ることができるよう、多様なニーズに対応します。
子供たちの放課後の居場所づくりとして、留守家庭児童育成センターの受入枠の拡大と環境改善に取り組むほか、放課後キッズルーム事業を令和8年度中に全校展開します。また、小学生の早朝の居場所づくりを、保護者・学校・地域と協力しながら深津小学校でモデル実施します。
不登校対策としては、「誰もが安心してつながり、学べる環境づくり」を目指し、「こころん・サーモ」の活用等で早期支援につなげるほか、校内サポートルームの充実などに取り組み、支援が有機的に結びつく体制を構築します。
地域クラブ活動「プレみや」については、9月の本格実施に向け、運営基盤の強化、経済的困窮世帯への支援、生徒・保護者への広報、学校施設整備などの取組を加速します。
福祉・健康・共生
認知症無償診断を開始するとともに、認知症賠償保険制度の開始、福祉サービス利用援助事業の拡充等を図り、本人と家族の安心を高め、認知症になっても自分らしく暮らし続けられる地域づくりを進めます。
西宮歯科総合福祉センターで実施している障害者歯科診療事業の運営方法を見直し、持続的かつ安定的、安全に利用できる体制を整えます。
統合新病院「(仮称)西宮総合医療センター」については7月1日開院に向け準備を進め、中央病院跡地は民間医療機関誘致を前提に売却を目指します。
都市の魅力・産業
「参画と協働の推進に関する条例」改正の趣旨を踏まえ、多様な主体による協働が生まれ継続する環境整備を進めます。市民交流センターと大学交流センターを再編した市民・大学共創プラザを拠点に、多様な主体の交流や地域課題解決に向けた活動を支援します。
スポーツ・文化の拠点整備として、中央運動公園等の再整備や市民会館の老朽化対策を進め、併せて文化芸術に触れる機会を広げます。
西宮商工会議所等と連携しながら、市内事業者の省力化・生産性向上やDX等を支援するとともに、起業家支援センターを通じて、起業前から拡大期まで切れ目ない支援を行います。
環境・都市基盤、安全・安心
多様な主体との協働により環境学習を推進するほか、公共施設のLED化や再生可能エネルギーの導入等により脱炭素化を進めます。
ごみ処理施設においては、焼却施設の更新に向け取組を進め、併せて分別・収集の見直し等によりごみの減量、再資源化を推進します。
クラウドを活用した県下統一の被災者支援システムの導入を進めるほか、統合新病院の開院に併せて救急ワークステーションを整備します。
政策推進
厳しい財政状況の下でも必要な行政サービスを安定的に提供し続けるため、「財政構造改善実施計画」で示した取組を着実に進め、財政の健全化を図るとともに、公共施設マネジメントや組織の活性化、人材育成、DX、広報広聴などの取組を一体として進め、行政運営の基盤強化を図ります。
令和8年度 一般会計予算案
総額2214億2249万円
予算案は市ホームページで公表しています
【問合せ】財政課(0798・35・3414)
令和8年度一般会計予算案の内訳
| 令和8(2026)年度 | 令和7(2025)年度 | |
|---|---|---|
| 民生費 | 1111億7069万円(50.2%) | 1074億6902万円(48.1%) |
| 総務費 | 242億9942万円(11.0%) | 253億8952万円(11.4%) |
| 教育費 | 233億8593万円(10.6%) | 237億7285万円(10.7%) |
| 土木費 | 203億3151万円(9.2%) | 194億1277万円(8.7%) |
| 衛生費 | 175億9945万円(7.9%) | 233億1385万円(10.4%) |
| 公債費 | 151億2518万円(6.8%) | 149億9201万円(6.7%) |
| 消防費 | 67億1862万円(3.0%) | 65億4575万円(2.9%) |
| その他 | 27億9169万円(1.3%) | 24億3349万円(1.1%) |
- 主な項目
-
- 民生費…福祉の充実に
- 総務費…文化振興や広報に
- 教育費…学校教育や社会教育の充実に
- 衛生費…保健医療や清掃事業に
- 土木費…道路や公園の維持管理等に
- 公債費…借金の返済に
| 令和8(2026)年度 | 令和7(2025)年度 | |
|---|---|---|
| 市税 | 970億9921万円(43.9%) | 938億6828万円(42.0%) |
| 国県支出金 | 644億3697万円(29.1%) | 625億5633万円(28.0%) |
| 譲与税・交付金 | 194億2863万円(8.7%) | 163億2320万円(7.4%) |
| 市債 | 125億2650万円(5.7%) | 182億6080万円(8.2%) |
| 繰入金 | 80億8305万円(3.7%) | 88億7876万円(4.0%) |
| 使用料・手数料、 分担金・負担金 |
75億1938万円(3.4%) | 74億8640万円(3.3%) |
| 地方交付税 | 55億9900万円(2.5%) | 72億2600万円(3.2%) |
| 諸収入 | 39億9030万円(1.8%) | 63億5211万円(2.8%) |
| その他 | 27億3945万円(1.2%) | 23億7738万円(1.1%) |
令和8年度一般会計予算案の特徴
前年度より19億677万円減
- 衛生費
- 東部総合処理センター破砕選別施設整備工事の進捗などにより、57億1440万円の減額
- 民生費
- 保育施設等への給付費の増や、障害者介護給付費等の増などにより、37億167万円の増額
- 総務費
- 越木岩センター整備工事の進捗などにより、10億9010万円の減額
令和8年度予算案の内訳
| 区分 | 予算額 | 前年度比 |
|---|---|---|
| 一般会計 | 2214億2249万円 | 0.9%減 |
| 特別会計 | 1055億6064万円 | 8.8%増 |
| 企業会計 | 441億8053万円 | 5.1%減 |
| 合計 | 3711億6366万円 | 1.2%増 |
※予算案は3月定例市議会で審議中








