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ペットに関する重症熱性血小板減少症候群(SFTS)について

更新日:2025年8月14日

ページ番号:24243075

重症熱性血小板減少症候群(SFTS)について

(2025年8月7日追記)
令和7年8月に西宮市内において、人の「重症熱性血小板減少症候群(SFTS)」患者が1名発生しました。

重症熱性血小板減少症候群(SFTS)は、主にSFTSウイルスを保有しているマダニに刺されることで、同ウイルスに人や動物が感染する感染症です。
なお、SFTSを発症している動物との接触により人が感染することもありますので、犬や猫などのペットを飼っている方は、ペットがマダニに刺されないように、そしてペットから人に感染しないようにご注意ください。

  1. SFTSとは
  2. 犬や猫のSFTS
  3. ペットからの感染を防ぐために

SFTSとは

重症熱性血小板減少症候群(Severe Feverwith Thrombocytopenia Syndrome:SFTS)は、主にSFTSウイルスを保有しているマダニに刺されることにより感染するダニ媒介感染症です。潜伏期間は6日から2週間程度で、発熱、消化器症状(嘔気、嘔吐、腹痛、下痢、下血)を主徴とし、致命率は約10~30%程度とされています。SFTSに関する詳細は、以下のリンク先からご確認いただけます。
マダニの感染症「日本紅斑熱」「重症熱性血小板減少症候群(SFTS)」等に注意しましょう|西宮市ホームページ
重症熱性血小板減少症候群(SFTS)について|厚生労働省(外部サイト)新規ウインドウで開きます。

犬や猫のSFTS

犬や猫もSFTSウイルスに感染すると、ヒトと同様の症状を呈するとされています。ヒトがSFTSウイルスに感染し発症している動物の血液などの体液に直接触れた場合、SFTSウイルスに感染する可能性があります。実際に、過去には犬や猫から咬傷や濃厚接触等により飼い主や獣医療関係者への感染が発生しています。
犬や猫への感染を防ぐために、駆虫薬を用いて定期的にマダニ予防をするとともに、犬の散歩では草むらを避けるようにし、猫は屋内飼養を徹底してください。犬や猫のSFTSに関する詳細は、以下のリンク先からご確認いただけます。

SFTS発症動物について(ネコ,イヌを中心に)|国立健康危機管理研究機構感染症情報提供サイト(外部サイト)新規ウインドウで開きます。

ペットからの感染を防ぐために

犬や猫といったペットを飼養している場合、口移しで餌を与えたり同じ布団で寝たりといった過剰なふれあいを避けるようにしましょう。動物に触った後は手を洗いましょう。
また、ペットの健康状態をチェックし、体調不良の場合は、獣医師に相談するとともに、咬まれたり舐められたりしないよう注意し体調がすぐれない場合は早めに医療機関を受診するように心がけてください。

【お問い合わせ先】
・ヒトへの感染予防に関すること
 西宮市保健所 保健予防課 電話:0798-26-3675
・犬・猫などペットに関すること
 西宮市動物管理センター  電話:0798-81-1220

お問い合わせ先

西宮市動物管理センター

西宮市鳴尾浜2丁目1‐4

電話番号:0798-81-1220

ファックス:0798-81-1210

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