【浜分署】カセットボンベ等による火災を防ぐために
更新日:2025年9月4日
ページ番号:22063369
「身近に潜む危険、ガスボンベやスプレー缶火災に注意!」
家庭での調理やキャンプなどで日常に使われるカセットボンベ。
しかし、使い方を誤ると火災や爆発につながります。
この機会に正しい使い方、注意点を知って、安全に利用しましょう。
※今回はガスボンベを主に取り上げていますが、制汗用スプレー、殺虫剤、ヘアスプレー、消臭剤等の可燃性ガスが使用されているスプレー缶も同様に注意が必要です。
火災・爆発の主な原因
使い方を誤ると大惨事に!
◆ボンベを直射日光や高温の場所に放置しボンベが過熱
◆カセットコンロ使用中に鍋底からの熱でボンベが過熱
◆2台以上のカセットコンロの上に1枚の鉄板を置いて使用し、ボンベが過熱
◆コンロやストーブなど火気の近くに置き、ボンベが過熱
◆接続部の劣化・緩みからガス漏れが発生
◆閉鎖された屋内で使用し換気不足によるガス滞留
カセットボンベによる火災・爆発事例
気を付けてくださいね!
事例(1):使用中のコンロ横にボンベを放置
使用中のコンロのそばに未使用のカセットボンベを置いていたため、ボンベが過熱して破裂し、ボンベ内の液化ガスに引火。
周辺を焼損し、やけどを負った。
事例(2):IH調理器の上に置いていたボンベが破裂
IH調理器の上にカセットコンロとボンベを置いていた際、誤って電源が入ってしまいボンベが過熱され破裂、使用者がやけどを負った。
事例(3):台所で穴をあけてガス抜き
廃棄目的でカセットボンベに穴をあけてガス抜きをしていたところ、調理中のコンロの火に引火し、使用者がやけど。
事例(4):オーブン上に置かれた保管中のボンベが爆発
調理後のオーブンレンジの上に置いていたカセットボンベが、レンジの使用で熱せられて爆発。容器や周囲を焼損。
カセットボンベの火災は「正しい使い方」で防げます
使い方次第ではとっても危険なの。
カセットボンベは、家庭でもキャンプでも手軽に使える便利な道具ですが、誤った使い方は火災や爆発につながります。
◆ボンベは過熱しない。(火気や直射日光を避ける)
◆カセットコンロ等を使用するときは、鍋底の直径はコンロの指定サイズ内に。
(鍋底の熱でカセットボンベが熱せられるの防ぐため)
◆正しい向きで使用し、複数台のカセットコンロを1枚の鉄板等で使用しない。
◆カセットコンロ使用後は、カセットボンベを外し、日陰の涼しい場所で保管。
◆異臭(ガス臭)がしたら使用を中止し、換気する。
カセットボンベの正しい処分方法!
1.中身を完全に使い切る
屋外・風通しの良い状態で、火気を避けてガスを抜く。シューっという音がしなくなるまで。
2.穴あけはしない
穴を空けると火花が散り引火の危険があること、また、ガスが噴出して途中で止まらなくなるなど火災の危険があるため、絶対に穴をあけないこと。
3.「もやさないごみ」で出す
中身を使い切ったボンベは「もやさないごみ」コンテナへ、袋に入れず直接投入。
4.有料回収も可能
自治体許可の業者に依頼する方法もあります。
◆引取り希望
西宮環境サポート協同組合
電話番号:0798-36-7806
◆持ち込み希望の場合
西部総合処理センター
電話番号:0798-22-6600