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「2050年ゼロカーボンシティ」及び「プラスチックごみ削減運動の推進」を表明しました。

更新日:2023年1月10日

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 石井登志郎市長は令和3年(2021)2月19日、3月定例会の令和3年度西宮市施政方針において「2050年ゼロカーボンシティ」及び「プラスチックごみ削減運動の推進」を表明しました。
1.2050年ゼロカーボンシティ
 2050年までに温室効果ガスの排出量を実質ゼロにすることを目指す
2.プラスチックごみ削減運動の推進
 全市的なプラスチックごみ削減運動を推進する
ファイルダウンロードのリンク 新規ウインドウで開きます。令和3年度西宮市施政方針演説(抜粋)(PDF:120KB)

2つの表明の趣旨

 昨今、国の内外で自然災害が激甚化、頻発化し、私たちの生命や財産、自然環境や生態系が危機にさらされる「気候危機」と言うべき事態に直面しています。
 平成30年(2018)のIPCC(気候変動に関する政府間パネル)の特別報告で、「パリ協定(2015)の目標である気温上昇を産業革命以前に比べ2℃よりリスクの低い1.5℃に抑えるためには、令和32年(2050)までにCO2の実質排出量をゼロにすることが必要」とされているように、人類にとって地球温暖化対策は急務となっています。
 また、現在、地球規模での海洋プラスチック問題が深刻化しており、海洋生物が生命の危機にさらされる直接的な被害のほか、私たち人間も含めた生態系への影響が懸念されています。大阪湾を臨む本市としても見過ごすことができるものではありません。
 今回の2つの表明は、これら待ったなしの地球規模の課題に対して、西宮市としても環境学習都市宣言の精神を具体化し、持続可能な都市を実現するため、市民や事業者の皆さんの参画と協働のもと、積極的に取り組んでいく決意を示すものです。

1.2050年ゼロカーボンシティ

 脱炭素社会の実現のためには、大幅な技術革新とその導入が前提となりますが、市民や事業者の皆さんが「自分ごと」として、できることから行動を起こし、ライフスタイルや事業活動の転換を図っていくこともこれまで以上に重要となります。
 本市としては、市民や事業者の地球にやさしい行動や消費、選択に対する支援を充実させていくほか、再生可能エネルギーなどCO2排出量の少ない電力の導入・調達などについて検討を進めていきます。
 また、西宮市地球温暖化対策実行計画(区域施策編、事務事業編)において「2050年ゼロカーボンシティ」について位置づけを行い、目標設定などに反映させていきます。
ファイルダウンロードのリンク 新規ウインドウで開きます。環境大臣からのメッセージ(PDF:337KB)

「2050年ゼロカーボンシティ」関連の主な取り組み(令和3年度実施)

(1)西宮市エコ・エネルギー設備導入促進補助事業(拡充)
(2)にしのみや省エネチャレンジ2021事業(拡充)
(3)森林調査保全事業(新規)
(4)行政の率先した取り組み
  ア 廃棄物発電電力の庁舎への供給(モデル実施)(新規)
  イ 公共施設のエネルギーマネジメントの検討(新規)
  ウ 公共施設の照明における計画的なLED化の推進(新規)

2.プラスチックごみ削減運動の推進

 プラスチックがもたらす海洋汚染などの環境への影響について、私たち一人ひとりが身近な問題として向き合い、日々の生活や事業活動の中でできることから積極的に取り組んでいくことが重要です。
 マイボトル携帯やマイバッグ持参などを促進するほか、2R(リデュース、リユース)を優先的に実践することに加え、リサイクルを推進するなど、プラスチックごみを出さないライフスタイル及びビジネススタイルへの転換を目指します。

「プラスチックごみ削減運動の推進」関連の主な取り組み(令和3年度実施)

(1)全市的なプラスチックごみ削減に向けた取り組み方針の策定と推進(新規)
(2)市役所のプラスチックごみ削減に向けた取り組み方針の策定と推進(新規)
(3)給水スポット整備事業(新規)

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