【消防局】令和7年度救助活動研修
更新日:2026年5月15日
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西宮市消防局の救助隊は、火災をはじめ、交通事故、水難事故、山岳事故、自然災害等の様々な災害現場において、人命救助を行うために必要な高度な知識と技術の習得を目的として救助活動研修を実施しています。
令和8年2月25日に実施した救助活動研修は、兵庫県下阪神ブロックの5消防本部合同で実施し、西宮市消防局、伊丹市消防局、宝塚市消防本部、丹波市消防本部及び猪名川町消防本部から計8隊40名の救助隊が集い、ブラインド型の想定訓練を実施しました。
訓練目的・訓練内容
訓練目的
・他本部を交えブラインド型の想定訓練を実施することによる、救助活動能力の向上、技術の共有及び連携強化を図ることです。
訓練内容
・スタティックロープを活用した都市型のロープレスキューとして、道路陥没による中州救助及び車両転落による低所・交通救助の2想定を実施しました。


訓練を終えて
本研修により得た成果として、1つ目は、阪神ブロックの各消防本部において、スタティックロープレスキューにおける技術の標準化が図られ、阪神ブロック消防本部のスタティックロープレスキューにおける共通認識を持つための大きな一歩となりました。
2つ目は、昨年1月埼玉県八潮市で発生した道路陥没事故を受け、同様の想定訓練を実施したことです。本事案は社会的影響度が高く、全国の消防本部においても、あらゆる検討や対策が成されている段階です。本研修により、各本部の活動要領等を共有することができ、様々な意見交換を実施できたことで、道路陥没事故対策への万全な備えにつながりました。なお、今回訓練に参加したすべての西宮市救助隊は、本想定において、約10分で救出することができました
3つ目は、各本部から1名ずつ参加した安全指導員が、西宮市消防局で作成した評価シートをもとに、適切に訓練の評価及び講評を行い、訓練参加隊及び各消防本部へフィードバックできたことです。評価シートを活用することで、各隊の強みや課題が抽出され、さらなる現場対応能力の向上につながりました。また、それぞれが各消防本部の救出方法等を見ることにより、新たな気付きや更なる共通認識が図れ、非常に訓練効果の高い研修となりました。
こうした研修は、市民の皆様の大切な生命、身体、財産を守るために欠かせないものです。消防行政へのご理解とご協力をいただくとともに、万が一の災害に備え、防災意識の向上につなげていただければ幸いです。
今後も地域の安全・安心を守るため、知識・技術の向上に努めてまいります。