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平成27年度西宮市ごみ減量等推進員委嘱状交付式及び研修会を開催しました

更新日:2018年3月1日

ページ番号:20862425

ごみ減量等推進員委嘱状交付式・研修会を開催

西宮市ごみ減量等推進員委嘱状交付式及び研修会の様子1


平成27年5月29日(金曜)西宮市勤労会館ホールにて「西宮市ごみ減量等推進員委嘱状交付式及び研修会」を開催しました。当日は約290名のごみ減量等推進員の方々にご出席いただきました。

開会に先駆け今村市長より「本市では、平成20年度に『ごみ減量推進計画“チャレンジにしのみや25”』を策定しました。市民・事業者・行政がともに連携して、平成30年度までに基準年である平成17年度に比べて、25パーセントのごみ減量を実現しようと、ごみの分別や排出抑制等に鋭意取り組んでいるところです。中間年度である平成25年度のごみの総排出量については、ほぼ目標値となっており、中でも生活系ごみの排出量は目標値を上回っております。これは偏に皆さんのご尽力の賜物であると思っています。容器包装リサイクル法などリサイクル関連法の整備や改正により、今やごみの分別は『その他プラ』を含め7品目になっています。分別を着実に行い、今後さらなる再資源化を進めていくためには市民の皆様のより一層の意識と向上と協力が不可欠であり、そのためには、推進員皆様のますますのお力添えが必要になってきます。本日は新たな方や再任の方も含め550人の方をごみ減量等推進員に委嘱させていただくことになりました。これから引き続きの2年間お願いすることになりますが、どうか健康には十分ご留意されご活躍いただけることを期待しています。」と挨拶がありました。

続いて、西宮市ごみ減量等推進員の野田議長より「私たちは、地域のごみ減量や環境美化を推進するリーダーとして、自らのライフスタイルを見つめ直していただき、各種啓発キャンペーンへの積極的な参加、また住民と行政とのパイプ役として尽力していかなければなりません。今や世界的な課題となった環境問題ですが、取り組むのは私たち一人ひとりです。生産から流通、消費、廃棄に至るまで物質の効率的な利用やリサイクルを進めることにより、天然資源の消費を抑制し、環境への負荷が少ない『循環型社会』を形成することが急務となっているのではないでしょうか。今後とも、皆様には様々なご苦労をおかけすることとは思いますが、私たちの街『西宮を良好な環境』に、そして、次世代に引き継いでいくためにも、ご尽力を賜わりますようお願いいたします。」と挨拶があり、その後、今村市長より西宮市ごみ減量等推進員の代表として樋口副議長に委嘱状の授与が行われました。

研修会「持続可能な社会の形成に向けて私たちのすべきこと」

平成27年度西宮市ごみ減量等推進員委嘱状及び研修会の様子2平成27年度西宮市ごみ減量等推進員委嘱状交付式及び研修会の様子3




研修会では、市職員による「西宮市ごみ減量等推進員について」「チャレンジにしのみや25の取り組みについて」の説明のあと、講師に近畿大学理工学部社会環境工学科准教授嶋津治希氏をお招きして「持続可能な社会の形成に向けて私たちのすべきこと」をテーマに講演が行われました。嶋津先生は「持続可能な社会を築いていくには、3Rの推進を主とした循環型社会の構築と、地球温暖化を防ぐために低炭素社会への変革が必要である。そのために私たちは、無駄な電気を消す、省エネ設備に切替えるなどライフスタイルの見直しに取り組むことはもちろん、日々の暮らしの中で、常に『ものは大事に使う』『最新の情報を得る努力をする』『広い視野で活動を評価する』の3点を意識していくことが大切である」を話されました。

最後に西宮市ごみ減量等推進員副議長の樋口氏より「嶋津先生のお話は大変参考になり、今後の活動に役立つものでした。研修会を通じまして環境への負担が少ない社会の構築推進を図るためには、地域のリーダーである私たち推進員と行政が情報共有し、一人ひとりが日々の生活のなかで『3R(スリー・アール)』を実施しなければなりません。今後は各種キャンペーンや啓発活動を通し、ごみ減量、環境問題をより多くの市民の皆さんに周知していただくよう活動を進めてまいりたいと考えています。」と閉会の挨拶がありました。

西宮市ごみ減量等推進員の皆様には、今後ともごみの減量及び適正な処理並びに清潔で快適な生活環境の確保に向け、地域の中で啓発活動の推進、環境行政へのご協力をよろしくお願いします。

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