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市長コラム 令和5年(2023年)4月

更新日:2023年5月30日

ページ番号:65120337

報徳学園の大応援団が教えてくれた、団結のパワー

甲子園球場で行われた春のセンバツ高校野球全国大会において、西宮市の報徳学園が快進撃を続け、準優勝という素晴らしい戦績を残されました。何よりも選手の皆さんに、地元市としてこうして大きな夢を見せてくれたことに、心よりの感謝を申し上げます。本当にありがとうございました!

今回の大会は、何か特別なものを感じざるを得ない大会でありました。それは、コロナ禍を社会全体で乗り越え、このセンバツ大会においては、アルプススタンドでの応援がフルスペックで解禁され、ブラスバンドや大応援団が甲子園球場を埋め尽くすという光景が、やっと戻ってきたからです。これまでの3年間を思い返せば、2020年には甲子園の高校野球が中止という前代未聞の事態があり、それから徐々に再開されていったものの、無観客開催、応援団や観客への制限をせざるを得ない状況でした。そうしたもどかしい時を経て、やっと今大会を迎えることが出来ました。

その中で印象的だったのは、報徳学園にチャンスが巡ってきた際に、スタンド一体となった「アゲアゲホイホイ」の掛け声での応援のシーンです。相当にノリの良いテンポに合わせた応援で、醸し出される一体感は本能を揺さぶり、スポーツを通じて学校だけでなく地域が一体となる、そのパワーを実感しました。こうして湧き出るポジティブなエネルギーは、チームに力を与えるだけでなく、社会全体にも力を与えるものだと感じたものです。応援団には、同校生徒に加え、県立西宮高校や関西学院、仁川学院の吹奏楽部が加勢したこともあり、西宮市としての一体感が高まったように思います。

地域における盆踊りなどのおまつりも、コミュニティ単位のイベントも、ことごとく制限された3年間でありました。その悔しい3年間が、もう間もなく一区切りを迎えようとしています。当たり前だったおまつりが中止となったことで、その大切さが身に沁みた3年間でもありました。ひとつのコミュニティが一体化する機会があることで、色々な場面でその組織に対してプラスの作用へとつながるはずだと思います。

今年は例年にも増して、地域コミュニティや学校などのイベントを応援していく、そんな一年にしたいと思います!

選抜高等学校野球大会

令和5年4月4日

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