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ジフテリア・百日せき・破傷風・ポリオ・ヒブ(五種混合)の予防接種

更新日:2024年3月29日

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令和6年4月1日より、従来の四種混合ワクチンにヒブワクチンを加えた五種混合ワクチンが定期予防接種の対象となりました。

令和6年4月1日以降にジフテリア、百日せき、破傷風、ポリオ、ヒブワクチンの接種を開始する場合は、五種混合ワクチンでの接種が基本となります。ただし、すでに四種混合ワクチン、ヒブワクチンの接種を開始している人は原則として同一ワクチンで接種を完了させる必要がありますので、引き続き、四種混合ワクチンとヒブワクチンの決められた回数を接種してください。

概要

ジフテリアは飛沫感染し、感染すると高熱、のどの痛み、犬吠様(けんばいよう)のせき、嘔吐等が見られます。また、発病2、3週間後に神経麻痺を引き起こすことや心筋障害により突然死に至ることもあります。

百日せきは飛沫感染し、感染すると風邪のような症状に続いてせきがひどくなり、せきの後笛を吹くような音が出ます。熱は通常出ないものの、肺炎や脳症等の重い合併症が起こりやすく、乳幼児の場合、死に至ることもあります。

破傷風は、土壌中にいる菌が傷口から体内に入ることにより感染するため、感染する機会は常にあります。実際、患者の半数は軽い刺し傷から感染しています。感染すると菌の出す毒素によって筋肉のけいれんや、やがて全身のけいれんを引き起こし、治療が遅れると死に至ることもあります。

ポリオは「小児まひ」とも呼ばれ、口からウイルスが入ることにより感染します。感染しても症状が見られず終生免疫が得られますが、発熱や頭痛に続き、手足の麻痺を引き起こすこともあります。さらにその麻痺が永久に残ることや、重症化し、死に至ることもあります。

インフルエンザ菌b型(Hib、ヒブ)は、中耳炎、副鼻腔炎、気管支炎などの表在性感染症の他、髄膜炎、敗血症、肺炎などの重篤な深部(全身)感染症等の重症例が見られる病原細菌で、1歳未満での感染が最も多くなっています。

五種混合を接種することで、ジフテリア、百日せき、破傷風、ポリオ、ヒブにかかるリスクを大幅に減らすことができます。なお、副反応として発赤や腫れ、しこり等が見られることがあります。

対象者

西宮市に住民登録のある生後2か月以上7歳6か月未満の者

標準的な接種期間

1期初回(1回目から3回目)

生後2か月以上生後7か月未満

1期追加

1期初回接種終了後、6か月から1年半の間隔をあける。

接種間隔と回数

4回

1期初回(1回目から3回目)

20日以上(標準的には56日まで)の間隔をあけて3回

1期追加

1期初回接種終了後、6か月以上の間隔をあけて1回

委託医療機関及び実施方法

定期予防接種の実施方法について(子どもの予防接種)

お問い合わせ先

保健予防課

西宮市池田町8-11 池田庁舎3階

電話番号:0798-35-3308

ファックス:0798-33-1174

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