応急手当にご協力いただいた方へ
更新日:2025年10月17日
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あなたの優しさと勇気ある行動に心から感謝いたします。
応急手当を実施したあと、「正しくできたのだろうか」「かえって悪くしてしまったのではないか」と不安になる方も少なくありません。そのように感じることは自然なことであり、多くの方が同じ思いを抱きます。
しかし、勇気をもって手を差し伸べてくださった行動そのものが、傷病者にとって大きな支えとなり、救急隊や医療につながる”救命のリレー”を成立させています。
応急手当は完璧である必要はありません。その一歩を踏み出したこと自体が、何より尊い行動です。
西宮市消防局では市民の皆様の実施していただく応急手当を全力でサポートしております。どうか安心してください。
感謝カードについて
西宮市消防局では、市民の皆様が勇気をもって応急手当を実施されたことに敬意を表し、現場で「感謝カード」を配布しております。
※ 現場では、傷病者の対応を優先して活動しておりますので、お渡しできない場合もありますのでご容赦ください。後日下記相談窓口へお問い合わせいただければ、お渡しも可能です。
感謝カード
応急手当を行ったあとは
- 石鹸と流水でしっかり手洗いをし、可能であればアルコール消毒も行いましょう。
- 血液や唾液などの体液が皮膚についた場合は、流水で十分に洗い流してください。
- 口や目などに体液が入った場合は、速やかに水でよく洗い流してください。
- 使用したガーゼやティッシュなどは、ビニール袋に入れて密閉して廃棄しましょう。
- 血液が付着した衣服は、手袋をして扱い、洗濯前に流水ですすぐと安心です。
- 応急手当のあとに発熱や体調の変化を感じた場合は、医療機関に相談してください。
賠償責任保険・バイスタンダー見舞金について
バイスタンダーとは救急現場に居合わせた方のことをいい、このバイスタンダーにより行われる心肺蘇生法や止血処置等の応急手当は、傷病者の救命や社会復帰率の向上に大変重要となります。
西宮市消防局では、バイスタンダーが応急手当を実施した際に生じた偶発的な事故により、感染症へのり患が疑われ、その感染症の検査を受けた場合、一定の条件を満たせば検査費用として見舞金をお支払できる制度があります。
応急手当を実施したことで、何か不安に思うようなことがありましたら、お気軽に下記相談窓口へご連絡ください。
不安が強い場合は
応急手当にご協力をいただいたことで不安(突然の出来事によるショック、傷病者の血液付着への心配など)が強い場合は下記相談窓口へご連絡ください。
なお、傷病者の容体や搬送先など、個人情報についてはお答えできませんのでご了承ください。
相談窓口
消防局 警防部 救急課
電話番号 0798-32-7318
受付時間 平日の午前9時から午後5時まで